未経験から稼げるWEBライターになるためのロードマップ

今、WEBライターを目指す人が急増しています。
- 時間や場所を選ばず仕事ができるため、リモートワークやノマドワークに向いている
- 自分の専門性が活かせる
- パソコンとネット環境があれば仕事ができる
- 空いた時間に仕事ができるので、副業に向いている
昨今のワークライフバランスを重視する流れやコロナ禍によるリモートワークの推進、副業の解禁などがWEBライター人気を後押ししているようです。
実際にWEBライターになるには、どうすればよいのでしょうか? この記事では、未経験の方でも稼げるWEBライターになるための方法をご紹介します。
この記事では、やたらに仕事量をこなして稼ぐのではなく、仕事量を抑えつつも効率的に稼げるWEBライターを目指すための方法を解説します。ただし、最初から効率よく稼ぐのはなかなか難しく、駆け出し時代はそれなりの作業量が必須になりますので、ご留意ください。
WEBライターに資格は必要なし!ただし注意点も
まずは朗報。WEBライターになるのに資格の類は一切必要ありません。
次に悲報です。資格が必要ないからこそ、WEBライターを目指す人はとても多く、特に駆け出しライターにはライバルが非常に多いです。
まれに「ゆるく副業としてWEBライターを目指そう」のような触れ込みで情報を発信しているブログや書籍がありますが、ゆるい作業で稼げるWEBライターになることはまず無理だと思った方が良いです。
ちなみに、「WEBライターはすでに飽和している」とか「文章コンテンツはYouTubeなどの動画コンテンツに負ける」などと言われることもありますが、そんなことはありません。ライバルが多いのは事実ですが、正しい方向性に努力さえすればきちんと良い仕事を請けられるようになりますよ。
まずは実績づくり
WEBライターになるために、まずは実績を作りましょう。
- 実績とは、文字通りこれまでにこなした仕事や、制作した文章のことです。
なぜ実績を作るのかというと、単価の高い仕事(=効率的に稼げる仕事)を請けるためには、自分の実力を裏付ける必要があるからです。
クライアント目線で考えてみましょう。単価の高い仕事を頼むにあたって、実績がなく、実力が分からない人に頼むなんて、ありえませんよね。
ですから、なにはともあれ最初は実績を作るところからスタートします。
クラウドソーシングサイトへの登録がよくオススメされるが……
駆け出しWEBライターの実績づくりによくオススメされるのがクラウドソーシングサイト。有名なのが「ランサーズ」や「クラウドワークス」、「ココナラ」などですね。仕事を探している人と、仕事を頼みたい人がマッチングするのにとても有効な手段です。
ライター未経験の人でも請けられる仕事も多く、とりあえず実績を作りたい、という人には手段のひとつになり得ます。
しかし、クラウドソーシングサイトの利用には注意すべき点があります。
- 作業量に対する報酬が極端に低い案件がある
- クライアントの質が担保されていない
- ライバルが多すぎる
- 手数料を引かれる
ライターの仕事に対する報酬として、文字単価という考えがよく使われます。書いた文章の1文字あたり、いくら支払うか、というものです。未経験のライターであれば相場は0.3円~0.5円程度です。
しかしながら、クラウドソーシングサイトではそれ以下の文字単価で発注するクライアントも存在します。さらにクラウドソーシングサイトに収める手数料も引かれるので、最初はほとんど稼げません。
またクラウドソーシングサイトは、数多くの未経験ライターが実績づくりに利用しているため、未経験でもできる優良な案件への応募が殺到しやすくライバルが非常に多いです。営業文面を一生懸命考え、案件に応募しまくったものの、ひとつも仕事を得られない、ということもあり得ます。
「実績がある程度積めるまで」と割り切ってクラウドソーシングサイトを利用するのも良いですが、筆者としては次に紹介するアフィリエイトブログの立ち上げの方を強くオススメしたいです。
超おすすめ:アフィリエイトブログを立ち上げよう
WEBライターを目指すなら、アフィリエイトブログを立ち上げてポートフォリオ代わりにするのがオススメです。
ポートフォリオとは、自分の経歴や実績を紹介するためのもののことです。
かくいう筆者も、実際にWEBライターとして仕事を請けるより先に、アフィリエイトブログを立ち上げて収益が出るまで育て続けたという経緯があります。ブログを育てるために積み上げた努力が、WEBライターとしての仕事に直結していると、自信を持って言えます。
WEBライターを目指す人がアフィリエイトブログを始めるべき理由は、以下の通りです。
- 仕事がなくても文章を書きまくることができるので、文章力が爆速で成長する
- 単純な文章力だけでなく、SEOなどのWEBライティングの知識が身に付く
- WEBメディア運営やマーケティングの知識がつく
- アフィリエイト収益が発生すれば、収入を底上げできる
- 自分の書いた文章から副収入が発生することで、自信やモチベーションに繋がる
- 読み手の行動心理に働きかけるライティングが身に付く
- 「収益化ブログを運営している」というステータスは営業の強い味方になる
- ブログのお問い合わせフォームから仕事の依頼が入ることもある
ブログを始めるには初期投資もかかりますし、サーバーやドメインを維持するための継続的な出費もありますが、それをはるかに上回るメリットがあるので、やらない手はありません。
アフィリエイトブログのメリットについては、こちらの記事で詳しく解説していますので、ぜひご一読ください。

より単価の高い仕事を請ける
さて、実績ができてWEBライターの仕事を継続的に請けられるようになったら、もっと単価の高い仕事を請けたくなるかと思います。
単価の高い仕事とは、どのようにすれば請けられるのでしょうか?
企業のWEBライター募集に直接応募する
クラウドソーシングサイトなどを利用すると、どうしても手数料を引かれてしまいます。その上、せっかく良い企業から継続的な案件を請けられるようになっても、クラウドソーシングサイトを離れて直接やり取りすることが禁止されたりしています。
ですから、ある程度実績を積むことができたら、クラウドソーシングサイトの利用をやめることをオススメします。
ではどのように仕事を得るのかというと、企業サイトのオウンドメディアでのWEBライター募集に直接応募するのです。
実は、直接営業しているライターは意外と少ないです。きちんとしたポートフォリオや実績があれば、WEBライター募集に応募すればかなりの高確率で返信が来ます。
試しに、Googleなどで「WEBライター募集 〇〇」(〇〇にはあなたの興味のあるジャンルを入れてください)という複合ワードで検索してみてください。何件か、企業サイトのオウンドメディアでの募集が掲載されているのではないでしょうか。
また、募集がなくともオウンドメディアを持っている企業のお問い合わせフォームから営業してみるのも手段のひとつです。タイミングが良ければ、興味を持ってもらえるかもしれません。
企業サイトに直接応募すれば、単価も上がりやすいですし、上手くいけば継続的な仕事をもらえるかもしれません。営業メールを送るのは少し緊張しますが、失敗してもどうということはありません。臆せず挑戦してみましょう!

専門性を磨く
より単価の高い仕事を得るために有効なのが、専門性を磨くことです。専門性を磨くというと難しく聞こえるかもしれませんが、そんなことはありません。
カンタンに言えば、ライティング以外の「人よりもちょっと得意なこと、詳しいこと」を掛け合わせればよいのです。
- 今までの仕事の経験
- 没頭し、夢中になった趣味
- 引っ越し、出産や育児、転職、恋愛など、人生の大きなイベント
自分ではすぐには思いつかないかもしれませんが、誰にでも「他の人よりちょっと詳しいこと」が必ずあります。これを売りにするのが「専門性を磨く」ということです。
他の人にはなかなか書けないことが書けるライターは、当然市場価値が上がります。自分の強みを見つけて、売り出してみましょう!